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What We Offer…

ITマネジメント支援

CDO、CTOはどんな人に来てもらえばいいのかわからない。うちに合う人はいないんじゃないか?

ごく限られた超巨大企業を除けば、国内業界最大手企業でさえ、今までいなかったIT経営者を外部から探そうとしてます。ジェネラリスト育成の延長線で内部人材を登用しても成果は出ませんが、一方で社内の変革の担い手は、ただでさえ社内での摩擦が多くなります。そんな環境に「合う」人はそもそもいません。しかし、社内の文化や仕事の進め方との適合度は外部登用するIT経営者の成功を大きく左右するでしょう。
FWDはIT経営者のニーズがある状況において一時的にCIO、CTO、CDOといったマネジメント機能を担いながら、企業全体やIT組織に適合するITマネジメントの獲得、IT組織構築を支援します。

デジタル・IT戦略支援

うちのITでDXはできるの?AIとかブロックチェーンとかやったこともないけど、うちのデータって外販できるのかな

前任の前のIT部長の頃に開発した基幹システムをこれまで保守してきたIT部門にいきなり世の中デジタルだといっても何のことやら。やってみようとシリコンバレーとテルアビブに行ってみたけど物見雄山で終わってしまった。ITベンダーと提携して商品開発をしたけどおいしいところはすべて持っていかれた。どちらもよく聞く話です。
一足飛びに流行りのデジタルに手を出しても企業全体を変革するには至りません。デジタル戦略を考えるうえで「企業として、事業としてどうありたいのか」、「何がコアバリューなのか」といった最上段からの掘り下げと企業全体でのコミットメントがデジタル戦略を進める原動力となります。重要なのはレガシーな商流や業務プロセス刷新し、コアを強化しながら新たな強みを獲得する戦略と実行力です。
FWDはデジタル戦略とIT戦略を統合的に支援します。

セカンドオピニオン

うちの会社、なんか、ベンダーさんにだまされてない?デジタルってこんなにお金がかかるの?

DX実現のためにコンサルタントに依頼してIT戦略や投資計画などを作らせたら巨額になって驚いた、いつの間にかITベンダーにどっぷり浸かって抜け出せなくなっているのではないか。
そのような懸念を持たれている経営者は多くいらっしゃいます。しかし原因は企業側にあることが多く、往々にして具体的なビジョンや要件を持たずに丸投げにした結果、壮大な計画が提案されるものであって、ITベンダーが悪意持っていることはほとんどありません。
ITベンダーやコンサルタントは多くの企業経験をもとに最大公約数的に当てはまる提案をしてくれますが、会社のことを一番わかっているのはその企業の人間です。
FWDは企業側に立って「身の丈にあった」「ちょうどよい」サイズ感に提案内容を落とし込むための業務要件の整理や提案内容の調整・そぎ落としをお手伝いをします。RFPや提案への同席、内部検討の支援なども行います。「FWDでしたらもっとお安くできますよ」といった我田引水のようなコンサルティングは致しません。

社外取締役・顧問

実は、取締役会でCDOが何を説明しているのかわからない。デジタル化が進んでいるけどガバナンスは昔のままだ。

例えば取締役会でCDOが、「中国のベンチャー企業が開発したディープラーニング技術を使って、顧客の分析モデルを構築しサービスへつなげる。そのために顧客データを共有する。」と言えば、多くのガバナンス上の留意点が見えてくるはずです。技術的優位性や競争力、ビジネスモデルや知財権、顧客保護等法令順守などが一例として挙げられます。
しかし、ガバナンスサイドが本質を理解し、適切な牽制を効かせることができる取締役構成をとっている企業は多くありません。問題が起きないことを祈るだけの存在にならないためには、デジタルテクノロジーそのものだけではなく、活用する上でのプライバシーや法令規則、企業倫理や道義上の問題、知財戦略上の課題、などを俯瞰的な視点から幅広い検討が十分にされているかを建設的に批判することが求められます。自らが経営意思決定した事の重大さを後から報道で知ることになる、そういった状況は未然に防ぐべきといえます。
FWDは社外取締役や顧問の受任によって、企業の特にガバナンスサイドに不足するデジタル経営の知見を提供します。

Analytics アドバイザリー

統計的には有意かもしれないが、ビジネス的にはメリットが得られていない。データからもっと価値や気づきを得られると思っていた。

データサイエンスは活用の仕方を誤らなければ非常に強力な武器になります。過去から将来を予測すること、膨大なパターンからベストマッチを探し出すこと、コンピュータービジョンやIoTデバイスを活用することで人の動作や感覚触覚に頼らない制御や動作が可能になり作業性や信頼性、品質が大きく向上する可能性があります。
一方で、データサイエンスはプロダクトアウトになりがちな領域でもあります。データサイエンティストは兎角、先端技術やプラットフォームに関心を寄せ、「この技術で何ができるか」を考えがちです。また、統計的に意味があるかないか、という観点やデータ分析で測定できる目標をKPIにすることが多く、結局いくら売上が増えたのか、コストが減ったのか、というビジネスが知りたいところまでは他の作用も多く、目標に設定されにくいものです。結果、「先端の技術を使って人ができることと同じことができる」という毒にも薬にもならない成果が出てくることもよくあります。
データサイエンスにはその技術の活用や応用の方向性を示す明確な羅針盤が必要です。
FWDはデータサイエンスの活用における戦略策定と分析計画、実施、プロセスに実装する上でのエンジニアリングのアドバイザーとして企業のデータ活用をサポートします。

Change Management

結局のところ、欲しいのはDXではなくて地道な業務改善なんだ。システムを導入したけど使いこなしていない。一度始めたのならやり切ってほしいのだが。

ERPやDWH、ECサイトやコールセンターなどシステムは一通り刷新したが生産性や業務効率が上がったと感じられない事例は数多くあります。IT主導でシステムの刷新が進み、ユーザーは与えられた環境を使わされているという「被害者」のような関係ではとてもシステムの導入効果は見込めません。特に日系企業ではユーザー不在のシステム導入プロジェクト、またはIT不在の個別最適なツール導入プロジェクトが多く、経営効率、ガバナンスの両面から課題があります。そもそも目的が何だったのか、その明確な定義もなされないままに巨額のITプロジェクトが進められてはいないでしょうか。
強力なリーダーシップの下で、しっかりとプロジェクトチームを組成し、マネジメントおよびユーザー部門の変革プログラムへの参画、ユーザー主体のゴール設定、業務設計、システム要件定義、IT部門による設計・開発・検証、ユーザーテスト、マニュアル・トレーニングなどの導入準備、導入と改善といった一連の「Change Management」を完遂できてこそ成果はユーザーの手にもたらされるものです。
Project Managementは決められたゴールに向かって推進する役割ですが、FWDは「Change Management」、すなわちゴール設定から関わり、変革を成し遂げるためのビジネス・IT両面での一連の変革プロセスの実行支援をいたします。FWDはマネジメントに代わってゴール設定自体を行うことも含め徹底した支援で目標にたどり着くことをサポートします。

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